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コンタクトレンズの種類

コンタクトレンズは大きく分けて、ハードタイプとソフトタイプの2種類があるほか、
特定の機能に特化した各種製品が用意されています。それぞれの特徴や長所・短所を理解したうえで、
ご自身の使い方やライフスタイルにマッチするコンタクトレンズを選ぶのが購入の際のポイントです。
ここではコンタクトレンズの種類や特徴をご紹介します。

レンズの違いと特徴

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    ソフトコンタクトレンズ

    1日や2週間で使い捨てるタイプ、使い捨てではない長期間使用タイプの2種類があります。
    サイズは黒目よりも大きく、水分を含むとやわらかくなる素材でできているため、初めてコンタクトレンズを使う人でも慣れやすいのが特徴。また、装用中にズレたり、外れたりすることが少ないのでスポーツを行う人にも適しています。
    長期間使用タイプのレンズは、洗浄・すすぎ・消毒ケアが必須で、1週間に一度ぐらいの割合でタンパク除去処理を行う必要もあります。

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    ハードコンタクトレンズ

    使い捨てではない長期間使用タイプのレンズです。
    サイズは黒目よりも小さく、水を含まないプラスチックのような硬い素材でできているため、変形しにくく耐久性があることから視力が安定しやすいうえに、乱視矯正に優れているのが特徴。
    装用後は洗浄とすすぎ、定期的なタンパク除去処理が必要です。交換時期は2年〜3年が目安です。

ソフトコンタクトレンズは使用期間で種類が分かれる

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    1day

    装用期間は1日だけ。常に清潔なコンタクトレンズを使用できるので、目への負担が小さく、ケアも不要で手間入らず。レンズ自体薄いため装用時の違和感が少ないことから初めてコンタクトレンズを使われる方、あるいはスポーツや旅行時だけコンタクトレンズを使いたい方など、日常的に使用しない方にもお勧めです。

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    2week

    1枚のコンタクトレンズを2週間(14日間)ごとに交換するタイプ。1日の装用後、専用のケア用品で洗浄などの手入れを行う必要がありますが、1本で洗浄と消毒の両方ができるケア用品もあるので、用品の選び方次第で毎日の手間を軽減することもできます。
    1dayタイプに比べると安価なので、毎日使用する方にお勧めです。

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    1month

    1枚のコンタクトレンズを1カ月(30日間)ごとに交換するタイプ。1日の装用後、専用のケア用品で洗浄などの手入れを行う必要があります。
    普段は1monthを使用し、旅行時はケア用品を携帯しなくて済む1dayを使用するという使い方もできます。

用途の異なるコンタクトレンズ

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    近視用・遠視用コンタクトレンズ

    近くは見えるけれど、遠くは見づらい「近視」。近くは見づらく、遠くが見える「遠視」。それぞれどちらか一方を補正する単焦点の一般的なコンタクトレンズです。なお、近視用は凹レンズ(Power:マイナス)、遠視用は凸レンズ(Power:プラス)設計になっています。

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    カラー・サークルコンタクトレンズ

    さまざまな色やデザインが用意されていることから、若い女性たちにファッションアイテムとしても利用されています。カラーコンタクトレンズには、視力矯正用と視力矯正を目的としない2つのタイプがあります。また、レンズのフチのみに色を付けることによって瞳を自然に大きく見せるようにデザインされたレンズは「サークルレンズ」等と呼ばれることがあります。

  • 乱視用コンタクトレンズ

    ものがダブって見えてしまう「乱視」の矯正に特化したコンタクトレンズのこと。ソフトコンタクトレンズでは「乱視用」とされているタイプだけが該当します。1dayや2weekなど装用期間が異なる製品が用意されています。

  • 遠近両用コンタクトレンズ

    加齢によって目の水晶体の弾力性が低下することで調節力が弱まると、近くのものを見たり、小さな字を読むことが大変になる、いわゆる「老視」。この「老視」の矯正に特化したコンタクトレンズです。クルマの運転をする方の場合、夜間走行時や信号の矢印表示などが見えやすくなるメリットがあります。